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バーミヤンを弄んだ

料理の「さしすせそ」

こんにちは!ご覧いただきありがとうございます!

初めての投稿です!至らぬ点もあるかと思いますが、これからよろしくお願いします。


せっかくこうしてブログを見ていたただいている訳ですから、少しでも読者の方にとって身になる情報をお届けできればと思っています。


そこで!


今日は料理の「さしすせそ」。これについてお話ししたいと思います。


和食においては、サ行、すなわち「さしすせそ」これが頭文字に来る調味料が非常に重要になってくるんですね。「さしすせそ」は和食の味付けをするときに入れる調味料の順番を覚えるための語呂合わせなのです!

 

それでは、「さしすせそ」が具体的に何を指すのか、詳しく説明していきたいと思います。

 

さ、堺正章のモノマネが特技だった。その日、会社の飲み会で一発芸を強要された僕は「さらば恋人を歌う堺正章」を披露した。同僚からの「並の似だね」の声。翌日午前四時に出社した僕は、誰もいないオフィス、上司の机にさよならと書いた手紙を置いて空港へ向かった。北海道行きの飛行機に飛び乗る。逃げるなら北、というイメージがあった。

し、知らない土地への逃避行。着信が積もるスマートフォンは新千歳のゴミ箱に捨てた。身寄りのない僕は知り合った女の家に転がり込んだ。女の名前は知らない。同じように彼女も僕の名前を知らないだろう。ただ、薄汚れたアパートの一室に二人の生活がある、それだけが事実だった。

す、数ヶ月が経っただろうか。女の背にひどいひび割れを見つけた。あまりにも痛々しい。ひび割れにそっと触れると、女の背は二つに裂け、中から堺正章。それと同時に扉は壊れ、窓は割れ、壁は崩れ、あらゆる場所から会社の上司と同僚が侵入してくる。

せ、盛大な祝い。「おめでとう!」「おめでとう!」「感動をありがとう!」社員達の賛辞が聞こえる。「仲間の絆に星三つです!!!」と堺。それが僕の尊厳を蹂躙した。夕暮れの林地。気づくと雪が降っていた。先ほど死体を埋め終えた地面が薄く白い。東京へ帰ろうと思った。

そ、味噌。